※私は医師でも何でもありません。私のただの治療記録です(・ω・)ノ
約6年間、手荒れに悩まされた記録・・・
目次
症状出現~6年
手荒れの症状
初めは手の中指の付け根から第二関節までの間に手荒れが出現、なんの前触れもなく!
手荒れといってもブツブツではなく、小さな水泡のようなクレーターができました。
そして何といっても痒い!痒すぎる!このクレーターを潰すとさらに痒くなる!
寝ている間にも無意識下で掻きむしっていた為、起きたら傷が酷くなっていることもしょっちゅうでした。
とびひ
この手荒れの厄介なところは、あるところが治ると別のところに同じ症状が現れるというところです。それも手の中だけで。
顔にも腕にもお腹にも足にもできないのに何故か手だけがそんな状態になりました。
痒い!! 受診
流石に耐えられなくなり、病院受診。診断名は[手荒れ]でした。
薬を塗ってから綿手袋をしておくように言われたのですが、学校の授業で薬品やゴム手袋を使ったり、ファミレスのバイトで手を洗う頻度が高かったこともあり、綿手袋の継続は難しく、全然治りませんでした。
めちゃ痒い!! 2度目の受診
そんなこんなで4年ほど痒みと付き合っていなのですが、引っ越しを機にもう一度今度は違う皮膚科に行ってみようと思い受診しました。
診断名は[ひどい手荒れ]
重症と言われてしまいました。この頃は両手のあちこちに水疱のクレーターが出現していてかきむしった事による傷も多くありました。
そこでまた薬を2種類処方してもらったのですが、当時は介護の仕事をしていたので昼間は薬は塗布できず。夜のみ薬を塗ってガーゼをして綿手袋をして寝るというふうにしていました。
効き目はあったのですが、少し症状が落ち着くぐらいで、とびひは続いていたので、手の中で傷のいたちごっこが繰り広げられているのは変わりありませんでした。
ここまでが約6年間で[ひどい手荒れ]と言われていた時期です。
数日で症状が悪化~ひとまず完治まで
無数の膿!? 3度目の受診
ある日、手が痛いと思い、見ると傷に膿が溜まった丸いものができ始めていました。
今までは痒いはあったのに痛いはなかったのでちょっと焦りました。
クレーターがあった箇所に無数の膿の塊。。。数日かけて手の中でいろんなところにできる膿たち。。
こりゃいかんと思い病院に受診。
診断名は[無菌性嚢胞]。[ひどい手荒れ]と診断された時と特に処方などは変わらず、ちゃんと綿手袋をしておいてねとのこと。
腫れ!赤い稲妻!悪寒!怠さ!喉痛!発熱‼ 4度目の受診
しかし数日後ここからさらに症状は悪化します。
母指球の傷がやけに脈うつ感覚があり、めっちゃ痛いなと思いつつ、その日の仕事をこなし、夜になるとなんと、母指球の傷の部分がめっちゃ腫れてました。
さらに母指球から脇の下にかけて赤い稲妻が!!!なんじゃこりゃと思い、写真撮影(笑)。からの悪寒、怠さ、喉の痛みが出て38度台の発熱。
翌朝、赤い稲妻は薄くなっていたのですが、熱はあったので、ちょっと大きめの病院へ。(コロナ禍だったので発熱していてもすぐにかかれる病院を探しました。電話で小さいクリニックに問い合わせたところ、診察できないとのことで発熱外来のあるちょっと大きめの病院を紹介されました)
発熱だったこともあり、まずは内科にて問診。(コロナの抗原検査は陰性でした)
問診で、喉の痛みと手の傷を見せると、皮膚科と耳鼻科の当日予約を取ってもらうことができ、そのまま受診へ。
皮膚科にて・・・「おそらく掌蹠膿疱症だと思うけど、検査しておくね」とのことで膿を採取。この時、赤い稲妻は消えていたのですが、一応言っていこうと思い、昨夜こんな症状もありましたと写真を見せると、「これはリンパ管炎だと思うよ」と。赤い稲妻はリンパ管炎だったようです。(写真撮っておいてよかった)
その後、膿でジクジクしてたところの皮膚を剥がしながら切って綺麗にしてもらいました。信じられないぐらい痛かった・・・
耳鼻科にて・・・急性扁桃炎疑い。こちらも菌の検査をするとことで、細菌培養検査を実施。
掌蹠膿疱症は扁桃腺とリンクしていることがあるため、先生方が連携して、治療方針を決めてくれました。そしてこの日は抗生物質等の薬を処方していただきました。
検査結果!!!
1週間後、検査結果を聞きに病院へ。(熱は薬を飲んだら速攻で下がりました。さらに、手荒れが驚くほどに快方へと向かっていました。)
皮膚科にて・・・「これはね、やっぱり掌蹠膿疱症だと思う。掌蹠膿疱症は、扁桃炎になった時に症状が現れやすい。ただ、発熱の原因に関しては、リンパ管炎からなのか急性扁桃炎なのかはわからない」とのことでした。手の症状が落ち着いてきたと伝えると、「耳鼻科で処方された抗生物質が効いたのかも」と。ひとまずよかったよかったとなりました。
耳鼻科にて・・・喉の痛みの手荒れも症状が引いたことを伝えると、「掌蹠膿疱症は扁桃腺の治療をすれば良くなることが多い、もし、頻繁に扁桃腺が腫れるようであればオペでとってしまってもいいのかもしれない」と教えていただきました。ただ、今はそこまででもないし、手荒れも無くなってきているので、様子を見てみることに。
この掌蹠膿疱症と診断されてから約4ヶ月が経とうとしていますが、手荒れの再発はないです。約6年ぶりに傷のない手になりました。
まさか、扁桃炎に対する抗生物質で治るとは・・・驚きです。
ここまで書きましたが、あくまでも私の症状です。でも、もし、似たような手荒れでお悩みのかた、それプラスで扁桃腺がよく腫れるかたの何かのきっかけになればいいと思い、ここに書きました。